雨に濡れると滑る玄関や階段、滑りやすい浴室やプールサイドに施工する事によって、水に濡れても滑らない安全なタイルに生まれ変わります。
皮膜を付けて滑らなくする塗料やワックスではないので、お掃除の際にブラシで強く擦っても取れる・剥がれることなく、ご用命の多い玄関・階段などの外床タイルで3年以上、必ず滑り止め効果が持続します。
滑り止め施工
水に濡れると滑りやすい場所の滑り止め対策に!!
なぜ「滑り」が起こるのか?
通常、床面と足が密着した状態で歩行すればガラスの上でも滑りにくいものです。
しかし、床面と足の間に、水や油分等の別要素が入り込む事により「滑り」が発生しています。
特に浴室やプールサイドと水周り関係の場所では、水垢や温泉成分、体脂肪分等が付着する事もあり、さらに滑りやすい状況が作られます。
また、クッション性のある履物が滑りやすいのは、中に入っている空気が滑りの要因になっているのです。
SGSによる滑り止めの原理
SGS施工は、石材に含まれる軟らかい成分を化学反応で溶かし、直接約7マイクロメートルの穴を床材にあけて滑りにくくする技術です。
穴の数は成人男性の片足一歩分で約6万から10万個になり、床が濡れると、その無数の穴の中に水が入り足底との吸盤力が強まる為、水の移動が抑えられて滑り止め効果が現れます。
足裏との吸盤力とは・・・
穴に入った水の表面張力効果を利用してできる力の事。
1つ1つの穴の大きさは小さいが、穴が無数に集まれば大きな力となり、高い滑り止め効果を生み出します。
SGSは、滑りの原因である「水分」を逆に活用し、滑りにくくする画期的な工法です。
床材を傷めずに美観はそのままに!
SGSにより床材にあける穴の大きさは約7マイクロメートルです。
これは、人間の赤血球とほぼ同じ大きさになり、スギ花粉の約10分の1のサイズで、電子顕微鏡でなければ確認できないくらい小さな穴です。
その為、床材に凹凸ができる事がなく美観や質感を保ちながら高い滑り止め効果を得る事ができるのです。
御影石の電子顕微鏡による2000倍拡大写真
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Before
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After
SGSの特長
お手入れ簡単
施工後、特別な道具を使用したメンテナンスは一切不要です。
ただし、床材の表面に汚れが付着するとSGSの効果が正しく発揮されない事がある為、通常の清掃で汚れをしっかり取り除いて下さい。
また、施工後にワックス等の処理を施すとSGSの滑り止め効果が失われてしまいます。
中和作業不要
SGSは中性の液剤を使用する為、中和作業が必要ありません。
5年間の施工保証
SGSは施工後に保証書を発行致します。
最大で5年間の保証が付き、万が一、施工後に滑りやすくなってきたという場合でも安心です。
低コスト・少人数・短時間
特殊な液剤を用いた施工の為、大掛かりな重機などを一切使用する事がなく、短時間に少人数で施工を行う事ができます。
騒音や粉塵・匂いがほとんど出ないので周囲を気にする事なく、昼夜問わず都合の良い時間帯での施工が可能です。